2006/3/16 掲載
 前回号から新たにスタートいたしました「ハッピーリタイアメント〜海外短期ステイレポート」シリーズ第2弾をお届けします。
 情報は引き続き「ハッピーリタイアメント」を提唱し活動しているフルハウス進星株式会社の高木さんよりご提供いただきます。退職後の方々が年金をどのように有効活用し「ハッピーリタイアメント」を実現しているのか、体験談を中心に皆様のご参考となる情報をお伝えして参ります。
 
―「ハッピーリタイアメント」〜海外短期ステイ生活サポートサービス―
 
 

第2回目の今回は、多岐に渡る「熟年世代の海外ニーズ」について考えてみたいと思います。
これまで、定年退職(女性の場合は「子供の独立」等による主婦退職など)されてきた方々の「海外」に関する志向は、「のんびりしたい」または「ゆっくりしたい」というニーズが大半を占めておりました。
そのため、用意されていた商品もオーストラリアや東南アジアなどの自然環境に恵まれた場所を対象とした「のんびり、ゆったりロングステイ」が中心でした。

<リタイヤニーズの変化>
時を経て、ビートルズ世代(ロックを聴き始めた世代)など、いわゆる「団塊」の方々が順次熟年と呼ばれる時期になると、リタイヤ後には「A国で〜をやってみたい」とか、「B国の言葉を勉強したい」いう前向きなニーズに変化しつつあります。
日本人の平均寿命や健康寿命も上昇し、また本質的な労働意欲(学習意欲)が落ちていないにも関わらず、リタイヤを余儀なくされる方が少なくとも存在する事も事実の一つだと思われます。
また日本という世界経済の先端を走る国で生まれ育った我々にとって、心からのリタイヤが出来辛くなっていることも一つの理由かもしれません。
人によっては、退職は人生の終わりではなく、「ハッピーリタイアメント=セカンドライフの始まり」であるという事です。
そのようなケースの参考として次のお客様体験談をご紹介いたします。


「高校日本語クラスのボランティア講師」体験談

神奈川県川崎市在住 A.Hさん(女性62歳、元公務員)

私がリクエストした「短期ステイプログラム」は、現地High Schoolの日本語講師体験でした。
現職の頃は、水道管理の事務でしたし、団体旅行で海外に行った経験はありますが、英語はもちろん、外国人の方とのコミュニケーションも苦手でした。
役所を退職し、主人はゴルフ三昧ですし、子供も独立した状態で、自分自身で「これからやりたいこと」というのは考えても考えつくものではありません。
海外と言っても特に目的のない私ですので、最初のリクエストは確か「観光」と「買い物」程度だったと思います。
担当の方とミーティングを進めて行くうちに、高校の日本語授業の「ネイティブスピーカー」として講師を体験してみれば・・と提案されたのです。
サンフランシスコ近郊に「Menlo School」というプライベートスクールがあり、そこが私の「職場」になりました。

毎日、午前中はサポーターさんと一緒に自分自身の英会話スクール(と言っても初歩の内容ですが)、そして午後からは近郊の高校の授業に講師として参加するというスケジュールです。
純日本人のわたくしは思いもしなかったのですが、カリフォルニア州では自動車産業を始めとする日系企業が超一流として位置付けられており、多くの高校で日本語の授業が行われているのだそうです。
アメリカでも理想とされる会社は「安定性のある、終身雇用の会社」であると言う事実は、わたくしにとっても新鮮な驚きでした。

逆に日本の学校がそうであるように、正教員のサブで正しい発音を教える「ネイティブ」なスピーカーがアメリカでも求められています。
正教員のJudyと共に、すべて日本語で進めてゆくのですが、びっくりするほど生徒の日本語理解が高く、また真剣にリピートする生徒たちの様子に、すっかり観光気分はなくなりました。
3週間の滞在でしたが、気さくに日本語で話し掛けてくれる彼らとすっかり打ち解け、やっぱり最後の授業、お別れはとてもさびしいものでした。

ただ、こんな日本語しか喋れないようなおばさんでも、日本人として貢献できる事があるのだな、という実感と自信が持てました。
生徒達にも約束しましたが、近いうちに今度は2ヶ月位の予定でステイし、また彼らに再会したいと思います。


このシリーズは今後も継続する予定です。

●この連載シリーズに関してのご質問・お問い合わせは下記までお願い致します。
 フルハウス進星株式会社 海外短期ステイ生活サポート事業
 【東京デスク】東京都港区新橋6-22-1-4Fビッグウェイブ内
 TEL:03-5405-2554   FAX:03-5405-2552
 東京デスク担当:高木英利  e-mail:h.takaki@fhs-jp.com
 ホームページアドレス:http://www.fhs-jp.com

 
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