2006/4/20 掲載
 「ハッピーリタイアメント〜海外短期ステイレポート」シリーズ第3弾をお届けします。
 情報は引き続き「ハッピーリタイアメント」を提唱し活動しているフルハウス進星株式会社の高木さんよりご提供いただきます。退職後の方々が年金をどのように有効活用し「ハッピーリタイアメント」を実現しているのか、体験談を中心に皆様のご参考となる情報をお伝えして参ります。
 
―「ハッピーリタイアメント」〜海外短期ステイ生活サポートサービス―
 

今回のコラムでは、当サービスを体験された、ある熟年女性を通じ、「これからの生き方」をテーマにしてみようと思います。
この女性(K.Kさん、53歳)は、体験後に当社エージェントとしても活動されておられますが、およそ次のような人生を歩まれていらっしゃいました。
中学卒業後、19歳で結婚、28歳でご主人を亡くされ、その後、子供3人(男2・女1)を育て、あらゆる事業を経て、現在、理容室、雑貨店、マンション賃貸業を経営されております。
ご長男は留学経験のある方で、主に東南アジアから雑貨を輸入され、一緒に経営参加されていました。
昨年、若くしてそのご長男も交通事故で亡くされましたが、「お母さんもアメリカに行っておいでよ」と生前おっしゃっていたそうで、私が紹介で訪問し、初対面した時には「長男が引き合わせてくれた」とおっしゃっていました。
事業以外のライフワークが手話を通じた聴覚障害者へのお世話や、中国からの出稼ぎ労働者のお世話・・・仕事の面倒から自腹の旅行、日常のケアをされています。


<K.Kさん、短期ステイの目的>
K.Kさんの信念として「自分より不幸な人の役に立ちたい」があります。
聴覚障害者へのボランティアを通じてご本人が感じた事は、「障害者向けの海外ツアーが無い」もしくは、「手話の添乗員が付くと非常に高額である」という点です。
幸いにしてご次男が経営の手伝いをされるようになりましたので、これまで温めておいたプランを実行することになりました。それは、「聴覚障害者の日米相互交流を実現する」という目標です。
自身が英会話と英語手話をマスターし、手話通訳として日米聴覚障害者の相互ステイを行う、という目標です。
英語を勉強した記憶が全くない、という方でしたので、ABCの読み方、簡単な単語を覚える事からスタートし、同時に当社提携英会話スクールでの事前学習、独学での英語手話を出発までの2ヶ月の「突貫工事」で行われました。

<現地での体験とこれからのセカンドライフ>
サンフランシスコに到着されたK.Kさんは、聴覚障害者団体でのボランティア活動が毎日の日課となりました。出発前の突貫工事と現地での英会話スクール効果で、徐々にコミュニケーションが可能となり、滞在期間中(45日間)でボランティア仲間との交流、同障害者へのケア(英語手話によるヘアカット、マッサージ、エステ)も実現されました。
聴覚障害者の方は「音が聞こえないこと」以外は全くの健常者であるにも関わらず、我々が経験するような普通の旅行(外国へのステイ)が出来ない、という状態は米国でも同様であり、この点を実現する事がK.Kさんのセカンドライフの目標です。
国際交流という言葉がよく聞かれる昨今ですが、当初は英語がまったく不得手であった一人の女性が実行されているこの交流はまた一味違ったものです。
旅行目的や英会話目的の短期ステイも熟年世代にとって素晴らしい体験ですが、プラスアルファとしてこのようなボランティア活動もリタイアライフに有意義な体験になる事と思われます。


このシリーズは今後も継続する予定です。

●この連載シリーズに関してのご質問・お問い合わせは下記までお願い致します。
 フルハウス進星株式会社 海外短期ステイ生活サポート事業
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 東京デスク担当:高木英利  e-mail:h.takaki@fhs-jp.com
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